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主催挨拶

本村 陽一

産業技術総合研究所 本村 陽一

持続可能な社会に向けて、産業や生活が大きく変わろうとしています。多様な人々の差異や個性を尊重し、組織やコミュニティが多様性を活かして活性化することが重要になっています。こうした中、内閣SIP「包摂的コミュニティプラットフォームの構築」サブ課題A1として、昭和に多数造成された郊外の戸建て団地(いわゆるベッドタウン)の人口減少、高齢化に対して、包摂性を向上することでまちを活性化し、コミュニティを再生する取り組みを開始し、素晴らしい仲間や地域の皆様との実証実験を進めています。
人口ピラミッドを地域間比較すると明らかなように、中でも都市よりも地方にその課題は早く現れ、問題は顕在化、深刻化します。これまで当たり前に行われていたことが、密かに、少しずつ出来なくなっている事実がそこにあります。このピンチをチャンスに変え、コミュニティ再生の取り組みに関わる新たな活動の担い手を増やし、その活動を支えるAI応用デジタル技術開発と組織・体制づくりも一気に加速します。さらにその知見や体験はデータとして活用できるようにすることで、技術と人と環境がさらに進化し、全国にもその取組が発展することを目指します。


本村陽一 プロフィール

国立研究開発法人 産業技術総合研究所 人工知能研究センター首席研究員 博士(工学)
1993年 通産省工技院電子技術総合研究所入所。ビッグデータを活用するAI技術の基礎、応用、実用化の研究に従事。2001年より産業技術総合研究所主任研究員、2008年 産総研サービス工学研究センター大規模データモデリング研究チーム長、2011年 産総研サービス工学研究センター副研究センター長、2015年 産総研人工知能研究センター副研究センター長などを経て2016年より現職。東京工業大学特定教授、神戸大学客員教授, 産総研人工知能技術コンソーシアム会長、人工知能学会理事を兼務。

主催:

共催:

協⼒:スマートウエルネルシティ首長研究会・⼀般社団法⼈スマートウエルネスコミュニティ協議会